ずっと合否の連絡が来ていなかった大学から、突然の合格通知。
そして、まさかの奨学金付き!初めての奨学金付き合格に、「どうにかならないかな…」と、ほんの1%の可能性を信じて、いろんな方法を考えてみました。
実はその前の週、本人がパパに「無利子で貸してほしい」と頼んでいたんです。でも、断られてしまって…。
金額落としてでも貸すということは考えられなかったのかな?と思う一方、これについては、普通ではない金額なので仕方がないとも思う。
本人も、インターナショナル枠の学費が“普通”じゃないことは、思い知ったと思います。
でも、やっぱり親としては、何とかしてあげたいという気持ちが残る。
ただ現実は厳しくて…。その大学は元々学費が一番高くて、結果的に今娘が通っている大学と変わらないくらいになってしまう。「Co-op」という有給インターン込みの5年制コースで、短期間での出費は少し抑えられるとしても、3年間は学費がかぶるし、どう計算しても、難しいと思い知らされる。
そんな背景もあって、息子もなかなかドイツの大学出願に気持ちが向かなかったみたい。でも、私の同僚の言葉を伝えたら、それがスッと響いたようで…。やっぱり親の言葉より、ちょっと距離のある大人のひと言の方が、届くんだろうなぁ。
せっかくなので、その言葉をここで紹介することにする。
結局のところ、彼はどこでも学ぶことができるし、どこの国でも働くことができる。
でも、まだそのことを心から信じてもらうのは、今の年齢だと難しいのかもしれない。〇〇で何年も働いてきて、実際の仕事において出身校がほとんど重要でない現実をたくさん見てきた。それってすごく興味深いこと。良い教育は、名門校だけのものじゃなくて、どこでも受けることができる。
ただ、留学の大きなメリットは、何より「その経験」と「海外での就労ビザへの道」が近くなること。これは間違いなく将来の選択肢を広げてくれるはず。
ヨーロッパ、本当に素敵なところだよ。
—— 息子よ、どうか諦めないで、前を向いて頑張って。
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