娘の留学

2023年8月～娘がカナダに旅立ちました。

日本の高校卒業後、IB卒資格もない中でどのように留学させたの？と聞かれることが多いため、ここでは、普通のサラリーマン家庭でも、帰国子女ではなくても留学できる可能性があることを伝えていこうと思います。

良く聞かれるTop4の質問。実際に留学している（した）学生の割合から考えるとほとんどがYesになるかもしれません。

ただ、うちはシングルマザーで特別お金持ちでもなければ、下記の4つは全てNoで、条件付き入学やESL同時履修等など無しで9月から学部入学しています。もちろん、Applyできる大学や国は限られます。
では、一つずつ説明していきます。

留学ってお金持ちしかできない？

答えはNoです。
正直お金はかかります。
成績が優秀な場合は奨学金を取ることも可能です。
カレッジから編入、日本の大学から編入という方法をとると、大分費用は抑えられます。

インターナショナルスクールを卒業していないと留学できない？

答えはNoです。
インターナショナルスクールに通っている多くのメリットがありますが、日本の高校卒業でも留学することは可能です。
インターナショナルスクールに通っているメリットは以下になります。

メリット

デメリット

1. メリットばかりではあるが、インターナショナルスクールの学費が高いため、親の海外赴任などで会社が負担してくれる場合を除き、経済面ではかなりのデメリットになる。

特別な塾に行かないと留学できない？

答えはNoです。
ここは、英語力の証明に関するところが大きいため、独自で勉強することが可能であれば、特別な塾に行く必要はありません。
ただし、TOEFLやIELTSの受験料は高額なため、ある程度効率的に勉強する必要はあります。独学で難しいライティングやスピーキングは専門的な方にみてもらうことをお勧めします。学校の先生などにサポートをお願いできない場合は都度払いでお願いできるライティングの採点やスピーキングのレッスン（プレ模試）等を探すと良いでしょう。

帰国子女でないと留学できない？

答えはNoです。
帰国子女であるメリットは語学力。英語力の証明が必要なかったり（海外の学校の単位や卒業資格がある等）、英語力の証明をとるための勉強時間を大幅に節約することができます。
ただし、帰国子女でなくても留学はできます。

入学できたとしても…

娘の場合、入学できたのは良いのですが、奨学金がとれていないので、学費は普通にかかります。
寮費や生活費を含めると、日本の大学の3倍以上かかるため、正直、4年間簡単に支払いできる自信はありません。
私は普通のサラリーマンなので、一気に給与が上がることはないので、副業を始めることに決めました。
それでも、将来を考えると学部留学する意味は大きいと信じています。
もちろん、将来何をしたいかによります。日本の企業に入ることが目的であれば、学部留学ではなくても良いと思います。日本の大学に行きながら、短期留学、交換留学などの機会はたくさんあるので、お子様にあった留学制度を一緒に探すといいですね。